総合的な学習の時間
2025年4月24日 08時06分4年生は、総合的な学習の時間で「福祉」について学習します。日本人も、外国の方も、障害のある方も、お年寄りの方も、子どもも、…すべての方が幸せに暮らせる社会はどのような社会なのか、そんな社会を実現するために自分たちにできることは何なのか。1年間をかけて、学習していきます。
1学期は、「お年寄りの方」について考えていきます。
子どもたちは、お年寄りの方がどのようなことに困っているのか、考えました。
最近は、核家族が増えているので、お年寄りの方と生活している子どもちが減ってきています。しかし、おうちの方が病院で働いていたり、介護のお仕事をされていたりしているそうで、いろいろな意見が出ました。
「耳が遠くなる」「足腰が弱くなる」「目が見えにくくなる」「手先が動きにくくなる」「認知症の方もいらっしゃる」など、そんな言葉を知っているの?と驚かされる意見も出ました。
今日は、「手先が動かしにくくなる」という体験をしてみました。
軍手をはめて、教科書のページを開いてみたり、折り紙を折ってみたりしました。
子どもたちは、「ページがめくりにくい~!!」や「折り紙の角をそろえるのが難しい!!」など、いろいろな気づきをしていました。
そこから、お年寄りの方の気持ちを考えました。
「きっと、お金を支払うときに、お札を数えにくいだろうな…。」
「お金を出すのに、時間がかかりそうだ。」
「新聞や本を読むときに、大変だろうな。」
など、たくさん考えていました。